クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲について質問なのですが
なぜ街の人たちは裏切ったのでしょうか?
野原一家が必死に家族の絆の為に戦う姿は、テレビ中継されていましたよね?
その姿を見て「素晴らしかった過去」にすがるより「未来へ生きる力」が大切である事に気がついたのでしょう。ズタズタになりながら自分の未来へ向けて疾走するしんのすけの姿は、見ている観客である私たちでさえ心を鷲掴みにしました。当然の結果でしょう。
①大人たちは、敵役のケン曰く「昔は金や物がなくとも心が豊かで夢もあった」として幸せだったのに対し、現在は「汚い金にまみれている」や「心を失っている」など幸せではなくなっていると考え、ケンの計画に共感し幸せだった昔に戻ろうとしたが、しんのすけが未来を取り戻すために戦う姿やしんのすけの「大人になってチャコのようなお姉さんと結婚したい」など、実は現代の子供にも現在では失われたとされていた夢があったことや心があることに気づいたため。そしてそれを邪魔することはおかしく、やはり未来に向かって生きるべきと感じたため。
②上の理由と関連しますが、家族たちが未来を取り戻す(つまりずっと家族でいるために戦うこと)ために戦っている姿は、昔の「カネや物がなくても心が豊か」という点と通じるものがあり、野原一家の家族の絆を見て、まだ現代でも心はなくなっていない点に気づいたため。
以上の2点が理由だと感じました。
補足について・・・
上記の理由などでオトナたちが現実の「未来」を再び生きたくなったとはいえ、自分たちが一番幸せを感じていた時の昔の懐かしい町(ケンが作った偽者の町ではあるが)を完全に捨てることとなるため、或いは20世紀という自分たちの想い出の深い人生を送った時代が完全に終わったことに寂しさを感じたため、涙を流したのだと思います。
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